追い込み

小6、中3、高3のいわゆる受験学年の人にとっては、いよいよ受験シーズンですね。

これまで、マインドチェンジというテーマでブログを書いてきましたが、今日は、それぞれに求められることを記しておこうと思います。

まず、中学受験・受検する小6生の方へ。四谷大塚、日能研、SAPIX、どこの教材を使っていても、もうまとめであり、入試問題の過去問演習の時期だと思います。細かな問題のタイプ分けはともかく、何よりも毎日のきちんとした学習時間の過ごし方が重要でしょう。

ただしそれが手枷足枷になってしまってはいけません。最低限のノルマを決めて、できそうなときはどこまででも進めてよいと思います。体調の波もありますから、時間でいえば2時間、量でいえば過去問1回の2科目分、くらいを目安に、取り組んでほしいと思います。

適性検査対策としては、国私立中学の問題よりも、全国の公立中高一貫の過去問(適性検査)を解いていく方がベターだと思います。ただし、正解がないようなものも多いので、正解例を1回自分で丁寧に書いて、その後1~2日置いてまた同じ適性検査問題を解いて(制限時間を5~10分短くする)、問題文、設問と正答例の繋がりを確認したらよいのではないでしょうか?

中3生は、5年分くらいの過去問を解いてほしいです。適性検査のある高校に挑む人はそれも5年分解いてください。とはいえ、2学期制の地区でさえ仮内申が決まるのは11月ですから、解くスピードは、11月までは1日1年度分の2科目くらいで十分かも知れません。

志願倍率が1.0倍を超えない高校を目指す人は、入学後に困らないことを重点にして、これまでに受けた定期テストの見直しをしてほしいと思います。この1~2年、定期テストの難化ということが言われています。カリキュラムが変わっていくからです。ぜひ、しっかりと過去の定期テストを見直して、自分の現時点での苦手な部分を、例えば私たち塾の先生に尋ねたりして、高校での1回目の定期テストで、スタートダッシュするように心がけてほしいと思います。入試倍率に関係なく、高校でのカリキュラムは同じです。このことはぜひ肝に銘じておいてください。

高3生は、まずは共通テスト対策ですね。出願していない人はともかく、1月に向けた共通テスト対策はじっくりと行ってほしいです。私学でも、一般入試だけでなく共通テストでの人数枠がありますから。おそらく11月にある模試が年内最後なので、それを受けてしっかり自分の現状を把握して、11月中旬くらいからは、私学の入試問題の過去問を解きにかかってください。

もし、受験学年だけでど塾に行っていないが今不安になっている、などという人がいたら、ぜひ平山塾をお訪ねください。短期間でもやるべきことはありますし、思い立ったが吉日ですよ。