中学生の方へ2
公立高校の24年度入試について、面接を無くして、内申点と当日の得点の比率が先ごろ発表されました。特色検査を除いて、定員の90%をどう決めるかについて、私も注目していました。
大まかに言って、評定(=内申点)<当日の入試得点、という高校は当日での逆転が期待できる学力重視型、評定>当日の入試得点、という高校は中学での実績評価型、と考えました。
これが3:7のところは横浜翠嵐、柏陽、横須賀、大船、サイエンスフロンティア、平塚江南、海老名、神奈川総合・個性化、などです。この中で大船と海老名以外は特色検査を行います。
同じく4:6の高校は、湘南、小田原、川和、希望が丘、多摩、氷取沢、川崎市立橘、横須賀大津、追浜、茅ケ崎北稜、鶴嶺、秦野、大磯、厚木、座間そして足柄です。特色検査を行うのは、湘南、小田原、川和、希望が丘、多摩、川崎市立橘、厚木です。
旧学区の時からのトップ校・2番手校が概ね3:7か4:6にしています。近隣で注目したいのは足柄高校が4:6で入試重視型で判定し、西湘高校が5:5だということでしょう。
受験者層の違いはありますが、現状小田原に次ぐとみられている西湘と、その次と位置付けられてきた足柄が考えを異にしているのは、面白いと思います。
模試業者さんのようには、各高校の先生方にインタビューした訳ではなく、その分差し引いて考えるとしても、入試倍率が1.0倍以上だった足柄高校は、良い意味で変わっていくのではないでしょうか?
大まかに言うなら、前述の高校へチャレンジする場合は、早いうちに入試対策を行っていく必要があると思います。内申をいい加減に考えるのではありませんが、少なくとも、仮内申が分かってから入試対策、という考えはやめておいた方が無難でしょう。
細かくは、7月9日の保護者会を皮切りにお話していくつもりですが、不安を抱いている方は、ぜひお問合せください。