高校入試当日に思う
今日から三日間、神奈川県の公立高校の入試が行われます。
昨年まで行われていた入試制度は、11年前平成25年度入試からスタートしたと記憶しています。
11年前の今日は雪でした。少し前から入試当日の雪は心配されていました。そして天気予報通り、朝から雪が降る一日でした。
公共交通機関の方でも、何とか入試だけは受けてほしいと思っていたのでしょう、入試が終了する午後3時~4時くらいまでは動いていました。
その後、多くの路線が雪のためにストップしたと思います。
その時高校に入学した人たちは、もう20代半ばになるはずです。今日のこの晴天を、どんな思いで見ているのでしょうか?
それにしても、この国はいつまで春入学を続けるのでしょうか?
四季があることが日本の特徴のひとつですが、受験生たちにとって、体調を崩しやすいこの時期に、将来を決めかねない入試を行うことは、そろそろ変えていく方向で議論があっても良いと思います。
そうすることで、夏の暑い時期を今よりもうまく過せると思います。9月にスタートして6月に終了し、7~8月は次の学年への準備期間、そんな想定ができないものでしょうか?
せめて、入試の機会を4月と9月の2回にするような運営があっても良さそうな気がします。
そして学校は飛び級を認めて、能力に応じて社会人になれるようにして、多くの夢が広がる未来になってほしいと思います。