自分を更新していこう

先日、パネルでオーダーするお店に入り、昼食を採っていたところ、私より年配の男性が入ってきました。「○○と△△」と席に座る前に、カウンターの向こうにいた女性店員さんに告げました。当然ながら店員さんは、「ご注文はお席のパネルでお願いします」と答えましたが、「分からない」とその男性が言ったため、「分かりにくくて申し訳ございません。私が注文のお手伝いをします」と言って、カウンターから出てきて、男性に着席を促しオーダーを入力しようとしました。「面倒なことをするんじゃないよ」というような男性の声が、カウンターに戻ろうとした店員さんの背中越しに発せられました。

自分が知らないことは「面倒なこと」と言い、職務であっても、自分ができないことを変わってくれた店員さんにお礼も言わず、罵声に近い言葉を浴びせる。何と情けない人生の先達であることか! 馬齢を加えるという言葉をすぐに想起しました。

いつかも書きましたが、「ありがとう」が言えない大人が沢山いるようです。そういう大人になってはいけないでしょう。

こういう人は、今以上に何も身に着けたくないのでしょう。もっと言えば、自分を更新したくないのでしょう。この場合、更新と言っても難しいことではなく、飲食店のサービスが変わり、パネルを使って自分が食べたいものを頼むことを自力で行うだけです。恐らく件の男性は、飲食店と言えば、昔の喫茶店のように、お店の人が席まで来て注文を伺って、出来たら運んでくるスタイルしか認めていないのでしょう。

考えてみれば、他人の家に行って、自分の好みの食べ物だけを要求するようなものです。どこかのアニメキャラクターに「あんた🐎🦌?」とでも言ってほしいくらいです。

私が会計を済ませ、お店を出ようとしたとき、「○○できないのか?」とその男性がまた同じ店員さんに文句のように言っていました。メニューは午前中までのものでした。店員さんから自分のミスをやんわりと指摘されても謝らない見苦しい大人、嫌だなぁと思いつつお店を出ました。いちいち強く口調で要求する、いって良ければ破廉恥です。

時代の変化についていけない、というよりも、頑固に自分を更新しない人、そんな風に見えました。ひょっとしたら、自分では縦のものを横にもしないタイプの方かも知れません。

学生さんたち、若者たち、こんな大人にならないでください。自分で、自ら進んで自分を良い方向に変えていく、絶えずアンテナを世間に向けて自分を更新していく、そんな大人になってください。恐らく、そうすることで素直に「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えると思います。

この塾にも、今はいらっしゃらない先生が居たことがあります。何故いなくなったのか? それは、彼らが自分で自分を更新しようとしない人だったからです。生徒さんに対しては「これができるようになろうね」と言いながら、自分がなすべき努力を忘れてしまった人、そういう人はこの塾では仕事をしてほしくありません。生徒さんに、勉強の話をし、ここまでできるようになろうと言うのなら、できないまでも、自分を更新して、自分も勉強しているからあなたも努力してください、という姿勢でなければいけないと思います。怪我や病気はもちろん外して考えます。でも、病気に甘えて、自分に対して周りが何かしてくれるのを待つうちに、それが当然だと思い違いをしている人は、大変多いと思います。

どうか、平山塾のこうした理念をぜひご理解頂きたいと思います。私に関して言えば、自分が更新することを拒否するようになったら、速やかに退く気持ちでいます。

まだお会いしていない小学生、中学生、高校生の方々、私たちと一緒に、未来に向かって、自分を更新していきませんか?

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