時間をかける

今日から小中学校でも、学校生活が始まりました。昨日までよりも疲れを感じた人も多かったのではないでしょうか?

家族以外の大勢の人に囲まれる緊張感、これは学校でしか味わえないかも知れません。近所に住んでいて、よく会っているお友達でも、学校で見せる表情は、どこか違っているものです。尤も、マスクで半分以上隠れていて、見えないのが通常ですが。

塾の近隣に多い2学期制の中学では、9月早々に1学期の期末テストが行われます。うちの塾では、総ての中学生の授業はテスト対策になっています。明日までは時間割も講習会バージョンで、9月1日から通常バージョンになりますが、全部テスト対策にして、4日の日曜もテスト用授業を行って、ぎりぎりまで、テストでの得点アップを目指します。

4日の日は、外部の方も参加可能ですので、ぜひお問合せください。

こういう形にしているのは、時間をかけることが、テストにおいて物を言うからです。自分一人だと、だらだら過してしまうケースもあるでしょうが、塾で、我々講師が時間管理をして、問題演習し、不明な点を解説する、非常に有意義な時間を過ごせると信じています。これまでの生徒さんたちも皆、こうして合格していきました。

近隣の公立高校は、志願倍率が1.0倍以下のところが多いです。入試当日、本人が高校へ出向いてテストを受ければ、出来栄えに関係なく合格を手にできると考えがちです。これまでの公立入試はそうでした。

ところが、千葉県では、1.0倍を切った公立高校で不合格者が出ました。生徒の将来を考えた末の決断だったと思います。入試での得点が芳しくない生徒は、入学後落ちこぼれるという考えがあったかと思います。

賛否両論あると思いますが、個人的には評価したい決断です。テストを受けに行けば合格できる、そんな気持ちで高校に進んでも、確かについていけなくなる可能性は高そうです。

ただ一方で、公立高校がそれでよいのか? という考えもあります。広くあまねく生徒を受け入れてこその公立だとも思えるからです。軽々に結論が出せないものですが、そういうことがあった、ということは中3生以下の生徒さんおよびそういうお子様を持つご家庭には、ご記憶願いたいと思います。

また、大学入試の難化から言えば、高校の授業で困るような場合は、内申点が取りにくく、やはり不利だと言わざるを得ないでしょう。高校入試の倍率に関係なく、大学の入学定員の厳格化は起こっています。首都圏の大学はFランクがなくなりつつあるのも事実です。ですから、少なくとも中学生のうちから、大学入試を意識して、高校に進学後も困らない勉強が、必要なのです。

たいへん申し訳ないのですが、保護者の皆さんの学生時代と今とは大きく違います。また、保護者様とお子様とは別人です。保護者様ができたことをお子様ができないケースもあるでしょう。また、その逆もあるでしょう。そのことは、総てのご家庭に言えることだと思います。

ですから、時間をかけ、それも我々講師と一緒に過ごす時間を多くとり、勉強を積み重ねることが、将来的に大きな違いを生むと言えるでしょう。

平山塾は、中学入試・高校入試・大学入試、総ての入試に対応します。どうぞ、一緒に有効な時間を過ごし、希望する高校や大学へ進学してください。