心が痛む日々

今、SNSに、誰かがいじめられている様子を映した動画が出回っています。悪質ないじめの様子が生々しく伝わって来ます。

いくつかの動画では、いじめているのが誰なのか分かり、本名が晒されているようです。

昔から、全国的にいじめなるものは存在しました。ただ、ニュースとして聞こえてくるのは、「加害者にも人権がある」「加害者にも将来がある」という、加害者側に寄り添った教委や学校のコメントばかりだった気がします。

冗談ではない、被害者はどうなるのか? 現実に、そういうことが原因で自ら若くして命を絶ってしまった人もいると聞きます。

今回も、子ども家庭庁は動画を削除する動きがあるとか聞きます。何を考えているのでしょうか?

いじめは暴行との境目が曖昧です。学校が、穏便に済ませたい気持ちも理解できます。しかししかし、起こってしまった以上、穏便には済みません。加害者と被害者は学校と言う閉鎖空間にいることになります。この部分にまず手を打つべきではないかと思います。

「いじめられる側にも問題がある」、ある識者は言うでしょう。しかし、現実に暴力を振るわれた側は被害者であり、振るった側は加害者です。

動画がアップされることで、いじめの抑止力になるような気がします。ただそれで終わってはいけないと思います。

名古屋の事例だと思いますが、被害者は自らの命を絶ちました。その保護者の元に市教委の何名かが出向き、保護者に向かって、「加害者という言葉は使わないでほしい」と伝えた動画を見ました。保護者はこう返しました、「だったら子供を返せ」と。

言った人たちにも家庭はあると思うのですが、仕事とはいえ、なんと心無い言葉を伝えたのでしょうか?

既に、加害生徒を逮捕したケースもあるとネットの記事にありました。身体を傷つけられ、精神的にもマイナスを被った被害者ではなく、加害者を守るケースが減ることを願います。正負が然るべきセーフティネットを構築する必要があると思います。

具体的に叩くや殴るという行為があった場合は、もう「いじめ」ではなく「暴行」です。学校は、体裁を保つよりも、被害を受けた生徒に寄り添い、直ちに加害者と被害者を分け、義務教育機関であっても加害者を一定期間停学処分にして、また、被害者の学校の登下校に付き添って、被害者に対するケアをきちんとしてほしいと思います。