年の瀬の警告
早いもので、もう師走です。平山塾も冬期特別期間に入り、早い方は今日から冬期講習の授業が始まります。
平山塾の冬期講習は、前倒しで授業を始める方がおられます。年末年始を考慮し、通塾できる日程を確保するためです。そこで、今年は12月22日(月)~2026年1月7日までを「冬期特別期間」と定め、時間割を通常授業ではなく講習バージョンにして、冬休みの学習を行います。春についても夏についても、同様に特別期間を定め、折々の季節講習会を展開しています。

先ごろ、東洋経済オンラインに、上記のグラフとともに、「学力低下」の原因は「小学校での探求やグループワークの増加」にあるとする文章が掲載されました。
抜粋したものを、今回、在籍生さんたちに配布する「平山塾通信」に記載しました。要は、「基礎学力を育成しないうちに探求など行っても無意味だ」というような内容です。
この記事を信じるならば、今、小1~高3までのお子様をお持ちの皆さんが昔耳にされた学力低下とは、理由が異なっているのです。学校に行っている時間が、基礎学力の養成に総て使われている訳ではない、ということです。
コロナ禍で、しなくても良かった学校閉鎖・緊急事態宣言を行ったことも遠因ではあると思います。ただ、徐々に日本の教育は、生徒さんに基礎学力を育まない環境になりつつあったのだと思います。
加えて教科書の改訂で、教科書の内容が厚くなり、小5から英語も始まりで、お子さんたちが学ぶべき内容が増えたにも拘わらず、基礎力が作られていないのであれば、この先さらに、学力低下は進むことになります。また、先生方の労力が、授業以外に割かれ過ぎている部分も、改善しなければなりません。賛否あるでしょうが、公立の小中学校での部活動をアウトソーシングし、教員をギャランティの面で優遇する措置が少なからず必要でしょう。
平山塾の冬期講習は、まだ外部の方にお入り頂く余地がございます。この文章、よろしければ大元の文章もお読み頂き、危機感をお持ちになられた保護者様は、ぜひ平山塾にご連絡ください。
この年末年始に、今の学年の復習をきちんとできるかどうかで、次の学年での、お子様の成績上の立ち位置が決まってしまうかも知れません。
No Time for Losers.


