夏休み7 高1生の場合
ようやく高校も夏休みに入りました。ただ、夏休み明けも早いので、実質は30日間くらいの夏休みと言えるかも知れません。
高1生は、多くの場合、1年が2学期制だった中学から、3学期制の高校に入学していると思います。ようやくその面での戸惑いが無くなってきたのではないでしょうか?
高1生には、そろそろ将来に向けて、学業優先姿勢を作ってほしいと思います。ごく僅かな人は、今取り組んでいるスポーツや芸能、芸術関係に将来が広がっていくでしょう。しかし大多数の人は、地道に努力して、社会に出るべく準備をしていくのが正しい選択だと思います。
高1になったらやってみたいことがあった人、それはどの程度できていますか? まだこれから時間はあるので、志は持っていてください。そういう何かを考えた人も考えなかった人も、ぜひ学業に取り組み、自分で自分のセーフティネットを作ってください。何よりも、高校は義務教育ではないのです。成績が悪ければ進級できなくなります。また、高校で自分の立ち位置が見つけにくいと思った人は、GW明けに幾人かが学校に来なくなっている、そんな事例もあるようです。
かく言う私も、高1の時に生物が崩壊しました。今と違って生物は1科目でしたが、先生と相性が悪く、生き物に興味が持てませんでした。細胞に何があるかはどうでもよくて、身体を小さくして体内に入って悪いウィルスと戦うお話が好きでした。忘れもしません、1学期はまだ大丈夫でしたが、2学期の通知表では25(100が満点で30以上なら単位認定でした)で赤点でした。3学期末も赤点だと、単位が貰えず、最悪の場合留年も想像できました。いや、ダメダメです。
幸い、学年末テストで盛り返しましたが、それ以上の危機が高2の化学でやってきました。やはり2学期末の化学は赤点でしたが、15だったと記憶しています。恐怖でした。楳図かずおの漫画のようです。学年末でどうにか30まで届き、単位は貰えましたが、冷や汗をかきっぱなしの高2化学でした。
こういう経験から学んだのは、夏休みに勉強しなければ成績は上がらないのだ、ということでした。文系科目は放っておいても何かしら勉強していましたが、理系科目は高1の時も高2の時も、勉強などしていませんでした。生物も化学も、定期テスト前の詰め込みだけだったように思います。
大人はよく、学生たちに「〇〇したら良くなる」と言います。でもそれらは総てが成功体験という訳ではないでしょう。だから私の場合も、「○○したらマイナスだから逆に☆☆した方が良いですよ」という意味で、「☆☆したら良くなる」という場合があります。
もう今となっては無駄な悔恨でしかありませんが、せめて高1の時から理系科目をつかず離れず程度でも勉強しておけば、大学を私学にしなくても良かったのではないか? と思います。
高1生の皆さん、まだ受験はそれほど考えなくても良い時期だと思いますから、この夏休みに、苦手な科目だけでも補強しておいた方が良いと思います。経験上、文系科目は取り返しやすいと感じますが、今高1の皆さんはカリキュラムが変更された第1期の方々なので、油断大敵です。
平山塾では、月曜に高校理数に強い講師に来て貰っています。火曜には英語に強い、もちろん文系科目に強い講師に来て貰っています。こういうことを念頭に置いて、一度体験授業に来てみませんか?
また、平山塾は、英検・漢検・数検の準会場になっています。小中学生にとっては、主に成功体験を得る価値が高く、高校生にとっては、大学入試での有利な状況を作り出せる価値が高いと思います。高1なら、例えば英検を準2級、2級と取得するロードマップは、描きやすい筈です。
内申点を上げて、できれば英検・漢検・数検を2級まで取って、大学入試に向かう自分の内容を、グレードアップするための夏休み、そんな夏休みにしたいなら、ぜひ平山塾をご利用ください。
個別型なので、個別のカリキュラムを組むことができます。だから集合(一斉)授業と違って、その人が学びたい部分から始めていけます。また、スケジュールに関しても、ご相談頂ければ、叶う限り振替を行って、授業の受け損ないをなくします。怪我や体調不良で8月中に取ったコマ数総てを履修できない場合でも、9月に持ち越してコンプリートした生徒さんも過去にいました。
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