友好
プレミア21が終わりました。台湾チームが初優勝を遂げました。
WBCでもそうでしたが、台湾は非常に素晴らしい友好的なチームでした。
シャンパンファイトを拒み、「ここは日本のスタジアムだから、母国に帰ってからにする」という監督さんの発言にはグッとくるものがありました。
スポーツマンシップでもありますし、台湾チームが日本のことをリスペクトしてくれているのが伝わってきて、嬉しい気持ちになりました。
1つ前の日本との試合で、罰金を支払ってまで投手を交代し、決勝戦に掛けた台湾の戦略も良かったと思いますが、それ以上に、2戦続けてより有効が深まったように感じることに、感謝したい気持ちです。
ノーサイド、という言葉がラグビーにありますが、これほどその意味を体現してくれる外国人たちもいないように感じます。
この試合より前に、サッカーのワールドカップ予選で、相手チームの酷い様を知っていただけに、余計に台湾という国に好意を持ちました。
スポーツに親しんでいる人たちには、今回の台湾の野球チームの行為を、ぜひ記憶して行って貰いたいと思います。
こうでなければ、国際試合を戦うチームだとは言えないでしょう。
ただ残念なことに、台湾チームのような例は、ごく少数です。トラブルの責任は総て相手にあると思うような人たち、相手に対してはどんな悪いことをしても勝てれば良いんだという人たち、などなど。
いたずらに、外国人を差別することはないと思いますが、リスペクトできる相手かどうか、判断してから付き合いを考えることが、今のところ、外国人と付き合う良い方法のような気がします。