凡事徹底
こんにちは。暑中お見舞い申し上げます。
夏期講習の機運が、少しずつ高まってきました。体調管理を充分にして、生徒さんたちに学力向上の夏を過ごして貰いたいと思います。
さて、NPB(日本プロ野球)・セントラルリーグでは、阪神タイガースが好調を維持しています。81試合消化した時点で、得失点差が+105(嘘のような数字です)、チーム防御率1.92(1試合で相手に2点取られていない)で12球団中1位、失策(=エラー)32でこれも12球団中1位です。
理由を記者から尋ねられた藤川監督応えて曰く「凡事徹底です」。
これは、平凡な言葉に聞こえますが、なかなか行うのは難しいことでしょう。「凡事」つまり当たり前のこと、普通のことを、「徹底」きちんと最後までやりきる、という意味です。
野球に絞れば、攻撃においては各選手がそれぞれの打席において、その場の状況から考えられる自分のやるべきバッティングを行い、守備においては、同じく相手の攻撃に合わせて、バックアップも含めて自分がやるべき守備をこなす、ということになります。
これを学生に置き換えてみましょう。学年は違っても、それぞれに成績向上を考えて、各科目の学習に真剣に取り組む、出来るように努力する、と言い換えることができるのではないでしょうか?
とはいっても、やはりなかなか苦手な科目には取り組みにくいものです。
タイガースにも、バッティングが得意な選手もいれば、守備が得意な選手もいるはずです。ただ彼らは、少しでもうまくなろうとして、1勝でも相手を上回ろうとして、苦手の克服のために練習に励んでいるのでしょう。それをコーチの立場にある人が、見守りつつ必要に応じてアドバイスを送っているのだと思います。
平山塾も、タイガースのように、「凡事徹底」を心がけています。当たり前のことをきちんと行う、ということです。これは「学問に王道なし」という言葉に似ていると思います。学問を究めるためには特別な勉強などなくて、ただ実直に問題に向かい、意味を理解して解いていくことが、即ち学力の向上に繋がると感じます。
平山塾の授業では、小学生も中学生も高校生も、皆さん学校のことに取り組むのが1つのスタンダードです。今分からない問題に取り組むことで、小学生は中学に入って困らないようになり、中高生は内申点を上げていくことができます。それらが「凡事」であり、平山塾で「徹底」して進めていくことです。
HPを初めて訪れた皆さん、「凡事徹底」する平山塾に、ぜひお越しになってください。