ワーク・ライフ・バランス

高市早苗総理が、所信表明の際に、「私は(総理となって)ワークライフバランス(=WLB)を捨てます」と、自身の働く決意を表現したことで、にわかにこの言葉が脚光を浴びています。

お門違いな野党議員の一部は、「国民にもWLBなく働けということか?」と言っていますが、勘違いも甚だしく、国会議員なのに日本語の読解力がない人がいるなと不思議に思いました(理由は何となく分かってはいますが)。

かく言う私・平山も、塾の主宰者なので、WLBとは無縁になっています。身体を動かすということからすると、正午過ぎからチラシのポスティング、夕方から夜の9時前まで授業、事務処理と、1日8時間ではなく仕事をしています。細かくは言えませんが、お休みにしている日曜・水曜もある種仕事をしています。もちろん、塾内にいても、授業開始ギリギリまで、HPを直したり、書類を作成したり、企画・立案をしています。

少なくとも今、塾に通って頂いている生徒さんや保護者様に、より信頼して頂けるよう、と思っています。

時期が来れば、それでもWLBを保つことができるかも知れませんが、今、生徒さんたちに、保護者様方に、一定のグレードの授業を提供し、かつ納得して頂ける入試結果を出すためには、8時間働いたから今日の仕事は終わりだ、みたいには到底考えることができません。唯一、大雄山線のダイヤに合わせているだけです。

恐らく、多くの保護者様も、ここ一番の勘所では、WLBなど度返ししてお仕事をなさったご経験は、おありだと思います。

また振り返った時、自分が尊敬していた職場の上司は、皆さん、仕事で良い結果を出すために、「いつ休んでいるのだろう?」と思うようなお仕事ぶりだったことを思い出します。

予備校の寮に寝泊まりして、寮住まいの浪人生たちを気遣いながら仕事をしていた某予備校の上司、東京の出版社に静岡から通勤していた大学の先輩、みなさんそれぞれの職場で一目置かれる存在でした。

お二人とももう鬼籍に入っておられますが、今の自分があるのは、こういう先輩にお世話になったからだなと思います。今の自分はこの方々にどう映っているのか、それが私なりの仕事チェックになっています。

このブログをお読みで、まだ平山塾をお訪ねになっていない方、平山塾は少なくとも日々少しずつ進化しながら、そしてお通い頂く生徒さんのために、最大限の努力をしている学習塾です。ぜひ、この冬からでも、お通い頂けませんでしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。