自分で考える人になろう!

今、多くの大人が、情けないですが自分で物事を考えることをしていないように見えます。「みんなが○○だから」そういう人は言葉の始まりをそうしたセリフで作ります。「みんなが○○」で従うなら、その人個人の自由はどうなるのでしょうか?

今学生である人たちに求められるのは、正確な情報処理と、それに基づいて自分の理論を作り上げることであり、個人として自立することでしょう。そのうえで、まだ自分の意見を持たない幼い、年下の世代を守っていく必要があります。

IT社会になり、ほしい情報は真偽のほどを別としてあまたネット上に転がっています。その中から、正しい情報を見つけ出し、あるいはこれが正しいと言える証拠をつかみ取り、取捨選択して自分オリジナルの意見を構築することで、その人は世の中に出ていく力を得ることになるでしょう。

勉強の目的は、必ずしも難関大学に進学することではありません。そうした大学を出ても裕福になれる保証は何一つありません。昔でいえば、中卒で職人の道に進んだとすれば、大卒の年齢22歳で独立開業も可能だったでしょう。今は残念ながら、日本はそういう技能者たちを大切にしなくなって、様々な産業が衰退をしています。悲しいことです。

プロ野球やJリーグにも多くの高卒の選手がいます。中には高校中退の選手もいます。学歴上は中卒ですがプロとして活躍できるならば、その夢を追いかけても価値があると思います。

だから、勉強の目的は、近々の入試ではなく、その先にあると考えてほしいのです。特に中学生の方々には、高校入学後を考えて勉強してほしいと思います。入学した後の学校のムードに左右されない、自分だけの未来設計図を、ちゃんと描いてほしいと思います。

そして平山塾は、そんな勉強の大切さをお伝えしています。どうぞ1度お訪ねください。