夏休み4 高校生までの人へ

今日もこのHPをご覧頂きありがとうございます。

今日は、幅広い学年に関することを書きたいと思います。

高大接続が叫ばれ、現高1生以降の学年は、新しいカリキュラムの下で学んでいます。高2・高3生が学んでいるカリキュラムは、高2生が卒業すると終了する訳です。以下、変化した部分を列挙してみます。

英語

  1. 習得すべき単語数が小学校から高校までの3年間で4000~5000語に増加(以前は3000語)
  2. 英語の4技能である「話す」が細分化され、「やりとりの話す」と「発表の話す」になり、英語の5領域を強化する内容に変化した。

数学の変化

  1. 数学Ⅲ・数学B・数学活用の一部を移行した、数学Cが新設された。

社会の変化

  1. 地歴の必履修科目として「地理総合」・「歴史総合」が新設された。
  2. 公民に必履修科目として「公共」が新設された。

情報の変化

  1. 「社会と情報」「情報の科学」が「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」となり、「情報Ⅰ」は必履修科目として新設された。
  2. 2025年度大学入試にて「情報」が加わり、6教科8科目へ変化。

これらを学んだ上で、望ましい人間像は何でしょうか?

私は、沢山の情報を取捨選択し、自分で自分なりの答えを出し、それを周囲の人と一緒に実行し、現状の行き詰まりを解消する能力、のように考えています。何かを与えられるのを待つのではなく、自分がほしいもの、すべきことを見極めて、やり切る力、と言えるかも知れません。

例えば、「辞書を引いて調べる」ことはその見えやすい実例のように思います。英語でも国語でも、分からない言葉に出会ったとき、「解らない」でフリーズする人がいるようです。でもそれではいつまで経っても読めるようにはなりません。辞書を引いて意味を理解し、それを連ねて続けて、1文1文を理解することで、ボキャブラリーは確実に増えていきます。

こうした積み重ねがあれば、算数・数学における文章題に対応する力が備わることになります。

活きた知識を増やすためには、自力で調べることはたいへん有効だと言えます。プライベートで読書する時も、私は知らない言葉に出くわした時は、辞書を引いています。最近はスマホが辞書代わりになり、便利になりました。

もう1つ、例を挙げるなら計算です。通常計算というと、25×4=🔲のように、四則演算の結果を求める形が一般的です。文章題は、文意に沿って、どういう四則演算を行えばよいか考えれば良い訳です。例えば、長方形の面積なら縦の長さ×横の長さで求めることができます。現在高校で行われている数学にしても、円の方程式の公式であれば(x-a)2+(y-b)2=r2 に数値を当てはめて計算することになります。要は四則演算だと言えます。

どの数値をどうすれば求めることができるかを考え、計算するということに尽きるのですが、これが難しいと思う人が多いのではないでしょうか? 文章の量が増えれば増えるほど、どの数値をそう求めるかが解りにくくなるからだと考えます。すると、長い文章をきちんと読みこなす力が必要だと言うことになります。

じゃあ、そうした力が備わるとどう良いのか、です。

私は、より良い選択ができて、無理無駄のない人生を送ることができると感じます。

以前であれば、良い大学を出てよい企業に就職することは、「勝ち組」と呼ばれました。いまだに、世間の評価を考えると、東大卒の人は一定の尊敬の念をもって見られると思います。

ところが近年、個性を大切にして、その人その人に合った将来像を求める傾向が出てきています。これはある意味非常に良いことです。人は十人十色です。日本国憲法でも「基本的人権の尊重」はきちんとうたわれています。「東大卒」ではないその人なりの価値を見出して、その人なりの幸せな人生を送ることは、とても価値のあることだと思います。

今、平山塾の夏期講習の講習費を考えてみましょう。HPからコマ数×金額を計算すると、例えば小1~小3生は税込2,350円×4コマで9,400円です。入会して講習を受けるとこの分は無料になる特典があります。中1・2生の方が8コマ申し込んだ場合、税込2,350円×8コマで18,800円になりますが、4コマ無料なので半額で受けることができます。しかも8月授業料は無料になり、入会金(20,000円)も無料になるので、通常授業の場合、小1~小3生の方や中1・2生の方は12,570円無料となります。合計で41,970円お得になります。

きちんと文意を理解すると、計算ができると、お得になるということがご理解頂けましたら幸いです。すみません、出だしと結論が少しずれたような気がしますが、ご容赦ください。