受験期

早いもので2月になりました。中学入試、高校入試、大学入試が次々と開始されています。

中学入試は1月6日くらいから毎年スタートします。私も神奈川県民なので、1月は受験という言葉とは少しリンクしないのですが、千葉や埼玉では行われます。1月受験とか言われ、2月1日に本命の中学入試が行われる神奈川の小6生は、本番前に試験のムードに慣れる、あるいは抑えとして、千葉や埼玉の私立中学を受験する場合があります。共学かどうかは考えずに、人気がある1月入試の学校を挙げるならば、浦和明の星、市川、東邦大東邦、函館ラサール、西武文理などでしょうか? 神奈川の場合大体が、2月1日に入試を行います。2日が第1回なのは、聖光学院くらいではないでしょうか? 3日が公立中高一貫の適性検査が一斉に行われる日です。結果発表が10日くらいです。いずれにせよ、中学受験を目指す方はここまでが勝負でしょう。

高校入試は神奈川は今年は14日~16日ですね。面接最後の年です。ただ、私立高校は10日が始まりで(東京都とカルテルを結んでいるようです)、本番までに4日しかありません。コロナの関係で、この3年は「書類だけで合格する」状態ですが、なんだか意味が分かりません。本当は、ムードに慣れるためにも受験に出向いてた方が、上がりやすい方には良いようにも思えますが。何にせよ、公立高校が本命の中3生の方は体調管理に注意して当日を迎えてほしいものです。

大学入試は、いわゆる内申勝負の選考は既に終了し、実際にペーパーテストを受ける、私立大学の一般入試が始まっています。不思議なもので、受験経験が学力を上げることがあります。最初の方で受けた、ややランク的に低い大学受験に失敗した人が、後半の日程でよりランクが上の大学に合格する、などということは、毎年どこかで聞こえてきます。だから、事前準備ももちろんですが、ある程度込み合った日程を消化することも、有利に働くケースがあると言えます。

受験生の皆さん、どうぞ日頃の勉強を信じて、全力でテストに挑んでください。