この冬こそ勉強のベース作りを

あっという間に11月下旬です。1年の締めくくりを考える時期になりました。

お子様の学齢によって異なりますが、受験学年ではない方に向けて、少し思いのたけを書いてみます。

今、学校は楽しいでしょうか? ひところに比べれば、イベントも行われていますが、任意のマスクの強要、給食を食べて「おいしい」と言ったら叱られる、人間の本来の言動を抑えつけられている日々が続いていると思います。これでは子供たちは可哀そうです。平山塾はマスクフリーです。任意なものですからした方が良いとは言いません。素顔で笑顔、これが良いですね。

保護者様の中には、「学校に頼れない」というご意見があります。それはもとからそうだったと思いますが、この3年余りで顕在化したことだと感じます。そう、人は自分で自分を成長させるものなのです。

勉強ってなんでしょうか? 私は、自分で課題問題を見つけ出し、自ら調べ考え、解決していくものだと考えています。学校や周囲の大人から与えられることだけに満足せず、自力で昨日より今日、今日より明日、ベターな自分になっていくことが、成長だと思います。

データも見ないで恐れる、注射を打つ、そうではなくて、被害状況を調べ、それが自分にとってどの程度の影響があるかを考え、そして行動することが本来であろうと感じます。

平山塾では、入会時に無料体験授業と面談を行い、どういう将来へ向かうか考えた上で授業をスタートします。同じ教材を使っていても、同じ学年であっても、吸収すべきことは個人個人異なります。私ども講師も、強調したり繰り返したりする部分を変えています。これを、今現在であれば小3生~高3生にまで実行しています。

大手塾のようには、名うての進学校合格を絶対視している訳ではありません。その生徒さんにとって、現時点でのベストな進学を目指しています。加えて、合格自体を目的視せず、合格後の将来にまで思いをはせて授業をしています。また、ご希望を伺って、対応できる限り対応するのが平山塾です。

1つの例として、過去に、高3から通塾を始めて大学卒業まで在籍した生徒さんがいます。入学後暫くは高3までの基礎教科の復習で来てくれていました。半年後に苦手になった大学の講座があって、それの対応、良い評価での単位習得を目的にして通ってくれていました。途中から専門分野にまつわることに興味が強くなって、卒業論文に関することも授業として行いましたし、毎回テーマを変えた小論文対策も行いました。

よく頼って頂けたなと思いますし、こちらも誠心誠意授業をさせて頂きました。こういうことはほかの塾では対応できないことだと思います。

志願倍率が1.0を切っている公立高校が多い地域です。それだけに、「合格」だけを目指すのは無理がありと思っています。どうしても勉強に前向きになれない環境ともいえるかも知れません。ですが今勉強するのは将来のためなのです。将来、ろくにデータも読めないでインフルエンサーのような大きな声に唯々諾々(いいだくだく)と従うようなことなく、自分で考え自分で調べ自分で結論を出せるようにならないと、生きることが難しいのです。

ブランクを作らず勉強を続けることで、そうした将来への備えはできていくと思います。また、チャレンジを続けることで、成功することが多くなっていくでしょう。

芸術は才能を評価されて初めてそれによって世の中に立てるでしょう。スポーツは良い成績をの残して初めて世の中に認知され生きる力になるでしょう。でもそれは数少ない人たちだけに限られます。

勉強は、それぞれの人が自分の器に合わせた習得ができます。役立て方も多種多様です。

塾に行こうかどうか迷っている皆さん、そろそろそういうことを考えてみませんか? 平山塾はいつでも、多様なメニューを用意してお待ちしています。